酒とポテチと僕

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【アニメ感想】ヴァイオレットエヴァーガーデン:心とはを描いた感動作

ヴァイオレットエヴァーガーデンの感想記事です。序盤は切ろうかなーって思った時もありましたが、最後まで見てよかったです。10話では久しぶりに号泣させられました。せっかくなので個別記事で感想を書きたいと思います。

 

序盤~中盤

序盤はヴァイオレットの背景があまり分からないので、個人的にはただ絵が上手いアニメって印象でした。ヴァイオレットが感情がわからない人物ということは理解できるのですが、さすがに言動がクレイジーすぎて、なんだこいつヘイト溜まるわあって感じでしたね。中盤に入ってからは、ドールの仕事をこなしていく流れとなり、毎回サブキャラが変わって一話完結で進んで行きました。結構サブキャラに焦点があたり、またヴァイオレットが成長していき、ヴァイオレットの空気の読めない言動が目立たなくなっていくので、ここら辺からは見やすくなってきたと思います。ここまでではよくあるハートフル系アニメかなと思ってました。

 

過去編

ヴァイオレットが仕事をこなしていきそろそろ成長してきたかなといったところで、ギルベルト少佐が未帰還であることが知らされ、過去編に入ります。ヴァイオレットが兵器として扱われてきたことや少佐との出会い、そして少佐の最期など過去編は壮絶なものでした。この話でぐっと引き込まれましたね。

そして過去編の後では、ヴァイオレットが軍人時代に自分がしてきたことを理解してしまい、引きこもってしまいます。ここから、同僚から手紙をもらい、今までのドールとしての仕事を思い返すことで、軍人時代にしたことも消せないけど、ドールとしてしてきたことでできた絆もまた消えないものだっていうことに気づく流れがとてもよかったです。正直最終回かなってくらいまとまった終わり方でした。

 

10話

9話でまとまった終わり方したので、もうよくねって思ってたんですけどね。10話は冬アニメで一番感動できたというか、悲しい話なんですけど心揺さぶられましたね。涙が止まらない。なんか三段階くらいで泣かせてくるシナリオでしたね。まさに予測可能回避不可能。

まず序盤で、あーこれお母さん病気で死ぬやつやー娘に手紙書いてるやつやーって。その時点でもうつらい。しかも娘もお母さんがもう長くないのを悟ってて、せめて死ぬまでは自分と一緒の時間を過ごしてほしいって嘆願する所ね。もう泣きそうです。

で、手紙の内容が分かるシーンね。号泣だよね。最初は遺言やろなって思ってたんですけどね。娘の毎年の誕生日に向けた手紙50年分かよってね。そんなん娘の成長と共に一年ずつ読まれたら、そりゃ泣きますよ。

でも、10話の一番良かったところはここじゃないんですよね。ラストのヴァイオレットが号泣するシーン。ヴァイオレットの今回の仕事はもうすぐ亡くなる母親から娘への手紙の代筆なわけで、そんなの辛い仕事に決まってるわけです。母親の辛さ、娘の辛さ両方を理解して人のために泣けるようになったヴァイオレット。もう1話とは別人です。ヴァイオレットが号泣するシーンはヴァイオレットが感情を理解し獲得したことを明確に表すシーンだと思いますね。ヴァイオレットの号泣、さらにいつでも見守ってるというメッセージ。とても良かったですねー。ほんと9話でこのアニメだいたい終わりやろって思ってたんで、びっくりでした。

 

ラスト

一番書きたいことは書き終わったので、ここからはそんな熱量ないです。最終回はギルベルトに手紙を書くことで、ギルベルトが居なくなったことを完全に受け入れたってことでしょうか。そしてラスト、依頼人の家のドアをあけて、驚いた表情をするヴァイオレット。意味深ですけど、ギルベルトが生きてたことを示唆する感じなのでしょうか。ここは個人的には無くてもいいかなと思いました。ギルベルトのことはヴァイオレットの中で消化できてると思うので。でもいい終わり方だったと思います。

 

ヴァイオレットエヴァーガーデンの感想記事でした。最初で切らなくてよかったです。さすが京アニですね。ストーリー、演出が結構練られてたと思いますし、泣きシーンみたいな勝負シーンの作画がやっぱり心血注がれてるって感じられました。また泣けるアニメに巡り会いたいものです。