酒とポテチと僕

アニメ、ゲーム、小説、音楽などの感想を綴るブログ

鬼滅の刃 無限列車編 感想

鬼滅の刃の映画を見たので、感想を書きます。空前の大ヒットとなっている鬼滅の刃、テレビシリーズも全部見ていて非常に期待してましたが、期待通りでとても楽しめました。テレビシリーズを見てた時から、ufotableの戦闘描写は映画に映えそうだと思っており、思った通りでの迫力で映画館で見ることに価値のある作品だなと再認識できましたね。

 

迫力のあるバトルシーン

ストーリーはテレビシリーズの完全な続きとなっていて、魘夢、猗窩座との戦いが描かれています。魘夢戦では最初夢を見させられるわけですが、炭次郎が夢と悟って正気を取り戻すところは、こんな毎日が続けば良かったという炭次郎の想いが切なくて胸を打たれましたね。

夢から醒めた後は、本格的なバトルシーンが続くことになり、どんどん引き込まれていきました。やっぱり、この映画の1番の売りは迫力のあるバトルシーンだと思いましたね。

善逸の霹靂一閃は、エフェクトがかっよくて、ねずこを守るってセリフもカッコよく聞こえましたね。炭次郎と猪之助が協力して、魘夢を倒すところなんかは、最後にヒノカミ神楽が来た時にその演出がすごくて、キターって気持ちになりました。

その後の煉獄さんvs 猗窩座がより演出が派手になっていて、より高次元の戦いになっていることが、作画や演出により伝わるようになっていたと思います。fateの映画でも感じましたが、ufotableは動きがすごいのもあるのですが、エフェクトの圧倒的な迫力は流石って感じがします。

煉獄さんは猗窩座に敗れる訳ですが、死を悟った煉獄さんが炭次郎達に想いを託すシーンは涙腺にきました。煉獄さんが死んでショックを受ける炭次郎に、猪之助が言った、信じるって言われたんだから前を向け、みたいな言葉が印象的でしたね。猪之助は最初宇宙人みたいで常識のない感じでしたが、炭次郎達と接することで人としてどんどん成長していき、炭次郎を諭す役割もしていたところが印象的でした。

また、しんみりとした終わり方からエンディングで炎が流れるところは感動できました。炎は炭次郎から煉獄さんへのメッセージのような曲で、この映画の終わりにはぴったりだったと思います。

なんでここまでの大ヒットになってるのか

今、鬼滅の刃の映画は空前の大ヒットとなっていて、興行収入歴代1位の千と千尋を抜く勢いとなっています。僕もすごい好きな映画ですし、クオリティが非常に高くて何度も見たくなる気持ちはすごく分かるのですが、そもそもテレビシリーズの続編という前提があるため、ここまでヒットするとは全く予想してませんでした。

テレビシリーズから見てた人や原作漫画を読んでる人、また、TVで最近あった一気放送を見た人なんかは見に行くと思いますが、それだけでここまでの興行収入にはならない気がするんですよね。続編という立ち位置でこれだけヒットしたのはかなり異例ですし、かなりの数のリピーターがいるのか、なんとなく流行ってるから見に行った人がかなりいるのか、いずれにせよこれまでの常識では説明できないような現象が起きてるような気がします。

何でヒットしたのか、あれこれ理由をつけたくなりますが、近年バズっていることって多分特に理由なんかなくて、そこに理由を求めるのは不毛な気がしております。なんとなく流行ってるから流行りに乗っかるみたいな風潮により、流行がどんどん大きくなっていってるって感じですかね。鬼滅の刃も作画のクオリティが高いとか、ストーリーが泣けるとかあるんですけど、結局バズった理由は特にこれって決められないような気がしてます


最後全く違う話になってしまいましたが、鬼滅の刃の感想でした。映画の出来はとても良くて、見た後続きが気になり漫画を全巻購入してしまいました。映画の出来もいいのですが、鬼滅の刃という物語自体が面白いと思います。無限列車編以降もすごく面白いですし、いろんなキャラの背景が分かってくるとよりしみじみとした気持ちになれるので、この後も是非映像化して欲しいと思います。

ghost of tsushima 感想

以前クリアしたゲームであるゴーストオブツシマについて感想を書いていきます。発売前から期待していたゲームでしたが、期待通りの楽しさでした。暗殺してもよし、真っ向勝負してもよしのアクションは幅が広く、戦い方の自由さがやってて楽しいですね。オープンワールドもグラフィックが綺麗で自然の豊かさ、彩りを感じることができましたね。アサクリオデッセイが大好きなのですが、それと似た部分が多くあってこの作品もとても楽しめました。

アクション

アクションにはかなり幅があって、真っ向勝負でねじ伏せることもできますし、暗殺で殲滅することもできますし、弓で戦っていくこともできて、自分の思う通りにいろんな戦い方ができるところはやってて飽きないところでした。弓や暗殺ができたり、アビリティがあったりなど、操作感はアサクリオデッセイにかなり似てる印象でした。私のプレイスタイルは暗殺で1人ずつ倒していくのが好きでしたね。鈴に毒蛇いれるスキルがめちゃくちゃ強くてそれでかなり倒した記憶があります。基本屋根の上にいれば気付かれないので、そこから鈴投げまくるだけでかなり敵を倒せました。気付かれずに遠距離から殺せる手段はめっちゃ強いですね。

1人だけで簡単に拠点を制圧できてしまうゲームシステムは、ちょっとリアリティがない気もしますが、やってて俺つえーって気持ちになれるので個人的にはすごい楽しめました。

オープンワールド

このゲームの特徴の一つとしてグラフィックがめちゃくちゃよくて景観がとても気持ちいいところがあると思います。アサクリもそうでしたが、うろついているだけで旅行気分になれますし、特に神社があるところはかなり断崖絶壁にあって景色が最高なところにあるので、神社にたどり着いた後は辺りを見回してみて一息つきながら景観を楽しんだりしてました。見晴らしが良いところだけでなく、紅葉や雪山、花畑など、彩りに溢れた景色が多くあって、花びらの舞うようなグラフィックも綺麗で美しく、それにより没入感を生んでいたと思います。

メインクエスト以外にサブクエストも豊富にあり、クエストを進めていくと寄り道のスポットがあったりなど、オープンワールドとしてコンテンツが豊富で飽きない作りでした。目的地まで風が導いてくれるシステムも割と自然な感じで世界観を崩さないところが良かったと思います。

シナリオ

シナリオについては、誉れをめぐる叔父上との関係が結構メインなところでしたね。個人的には誉れとか糞食らえなプレイスタイルだったので、叔父上には共感出来なかったのですが、まああの時代の世界観だと、正々堂々戦うことが重要だったんですかね。ぶっちゃけ、戦争なんて結局命の奪い合いであって、負けそうなら手段を選り好みしてる場合じゃないし、命を奪う行為は結局毒使おうがまっすぐ戦おうが同じな気がしてしまうのが自分の個人的な意見でした。ここら辺はfate zeroの切嗣とセイバーの問答にも似てますね。武士道って正々堂々としてることでら戦いを正当化してるようなイメージがありますけど、結局やってることは殺し合いであって、その手段によって良し悪しが変わるものじゃないと思います。

本作ではもう対馬が一度征服されていて、故郷を奪還するための戦いでは手段を選り好みしてる場合じゃない気がするので、暗殺でもなんでもするのは、責められることじゃないと思ってしまったのが率直な意見でした。もちろん、現代とは違う価値観の時代なので、結末に納得していないということは全くないですけどね。


ゴーストオブツシマの感想でした。やってて楽しく何時間でも遊べる感じのゲームでした。自分が好きなのはこのタイプのゲームだなと再確認できましたね。

ペルソナ5 r 感想

半年前くらいにハマった作品ですが、ペルソナ5 rについて感想を残します。ペルソナは3と4をやっていて、その時もめっちゃハマりましたが、今作が一番好きかもしれないですね。前作と比較してストーリーのクオリティが非常に高いように感じました。音楽もバトルシステムも従来通り楽しく、RPGでありながら100時間以上遊べて、RPGとしては1番好きなシリーズかもしれません。

ストーリーが良い

本編のストーリーが抜群に面白いですね。ストーリーの主軸は勧善懲悪もので、悪い大人に虐げられている人達をどんどん助けていき仲間になっていくという割と王道なストーリーでした。主人公達が手にした力を使って悪を成敗していく訳ですが、偉そうにしてるむかつくキャラがちゃんと負ける話になってて、やっててすっきりしましたね。また話もどんどん先が気になる展開になるのでやってて飽きなかったです。主人公達が自分たちのしていることが本当に正義なのか、正しいのか、自問自答するところもあり、単純に悪を裁くだけの話になってないところが良かったですね。

ストーリーは最初に主人公が捕まったところから始まり、主人公の回想という体で話が進んでいく訳ですが、終盤に、時系列が尋問シーンに追いついたところの、ギミックはすごいと思いました。パレスの中で主人公を殺させることで、明智を騙すトリックは驚かされました。騙されたふりをして、相手を騙すみたいなシチュエーションはすごい好きですね。

また、各コープのストーリーも面白かったですね。各キャラのストーリーは、困っている人達を主人公が助ける流れになっているのですが、流れが分かっていてもストーリーが楽しめました。サブキャラ達も結構いいキャラしてて、つまんなく感じなかったです。個人的には一二三が好きでしたね。

サイドストーリー含めて膨大なボリュームがありつつ、全く飽きないのはすごいです。それだけ王道なストーリーは強いなあと感じるところですね。

バトルが何故か飽きない

バトルもコマンド式のRPGでそこまで凝った作りではないのですが、何故か全然やってて飽きなかったですね。弱点をつくことで全体攻撃が狙えて、とどめを刺した時の演出なんかはコマンドRPGながら爽快感がありました。show timeの演出もコミカルで面白かったですね。

レベルが足りないと地味に雑魚敵でもピンチになったり、初見の敵は弱点が分からなかったりなど、序盤は結構ちゃんとやらないといけない感じだったと思います。途中から、瞬殺でレベル上げできるようになってからはサクサクレベル上げできて楽でしたね。

ペルソナ合体でペルソナを強くしていくシステムもハマるところでした。ペルソナ同士の掛け合わせで、膨大な可能性がありますし、合体でどんどんペルソナを強くしていけるので、毎回いちいち合体を考えるのも結構楽しかったですね。

音楽がめっちゃ好き

ペルソナシリーズは音楽が毎回スタイリッシュで好きな人も多いと思いますが、今回の音楽もすごい好きでした。特に、パレス攻略の最後で、お宝を奪いにダンジョンに入った時の音楽がすごい好きでした。ギターのリフから始まってオシャレかつカッコいい曲で、サントラとかも欲しくなる感じがします。あとOPの曲も結構好きでしたね。だいぶ好きだったので、たまにOPを最後まで見たりしてました。


ペルソナ5 については無双系の続編が出ており、それについてはまだやってません。気にはなっているのですが、どうしようか悩んでいるところです。PS4でやりたい作品がたくさんあるので、しばらくは触らないかもですね。

ペルソナ5 は昔から絶賛されてるゲームで何故かやってきてなかったのですが、やって本当に面白かったです。ペルソナナンバリングがまた出たら是非買いたいですね。

劇場版 ヴァイオレット・エヴァーガーデン 感想

劇場版ヴァイオレット・エヴァーガーデンを見たので感想を残しておきます。ぶっちゃけ話としては複雑なものはないのですが、序盤中盤終盤で手堅く泣かせてくる映画でした。映画でここまで泣いたのは久しぶりな気がします。案の定マスクがびちょびちょになりましたね。以下ネタバレありです。

 

 

最初からフルスロットルで泣かせてくる

最初から、テレビシリーズでめちゃくちゃ泣かされた内容から始まるのですが、それだけで泣いてしまった気がします。死期を悟った母親が子供、アンに対して、誕生日の手紙を書くっていう話ってずるいくらい泣けますよね。テレビシリーズ見た時は尋常じゃないくらい泣いた記憶があります。その感動がまた呼び起こされてかなりうるっときましたね。

アンの孫を登場させてヴァイオレットの足跡を辿らせるという流れは、もうある意味完結している話の続編としてはうまい流れだったと思いますし、最後にアン目線でヴァイオレット達がその後ずっと一緒に過ごせたんだと分かるところも良かったと思いますね。

 

病気で余命を悟っている少年というまたしんどい設定

また、今回ヴァイオレットのお客さんとなる少年、ユリスの話もまた泣ける話でした。ぶっちゃけ、病気で死の淵にいる人間が何かを伝えるという内容は、かなりアンの話と被ってはいるわけですが、亡くなる直前に親友に感謝と謝罪の想いを伝えるシーンと遺書を家族が読むシーンは泣いてしまいましたね。というかこのシチュエーションってどう料理しても泣くようにしかならないと思うので、ずるい感じはしますが、ユリスが最後に想いを伝えられて良かったねってなりました。

 

ヴァイオレットとギルベルト

本作のテーマはヴァイオレットの成長であり、愛してるの意味を知ることだと思います。テレビシリーズでは、最初機械のようだったヴァイオレットが、ドールの仕事を通して人の心を知っていき、人のことで泣けるようにすらなり、愛しているの意味をわかるようになる過程が丁寧に描かれていて、正直、話的に完結していると思ってました。

唯一完結していない点はギルベルトの消息というところで、そこにメスを入れたのが本作だったわけですね。個人的にはギルベルトの生死はテーマと関係ないと思ってたので、ギルベルトが死んじゃってたというオチでも全然受けいれられると思っていました。本作では、ギルベルトとヴァイオレットがなんやかんや結ばれるという超絶ハッピーエンドで、見た後ほっこりした気分になる話でしたね。

続編があると知り、情報を見ていくと、どうやらギルベルト生きてるのは確実やんけってなりましたし、確かPVでギルベルトさん普通に喋ってたので、ギルベルトの生存は割と公式的にネタバレされてた気がします。だから、もうこれ絶対ギルベルトとヴァイオレットが結ばれるの確定じゃんって見る前から思ってて、まあ結末としては案の定だよねってなりました。

ヴァイオレットが訪ねてきた時にギルベルト拒絶するシーンは、映画の展開的にそうなることは分かってましたが、なんでわざわざ来てくれたのに拒否すんねん!ってなりましたね。まあ、すぐ会って結ばれたら、話の盛り上がりもクソもないわけですが。

最終的に、ヴァイオレットからの手紙を読んだギルベルトが、ダッシュでヴァイオレットに会いにいくという、なんとも映画的展開になるわけですが、テレビシリーズから好きだった、みちしるべが流れるところはすごく好きでした。あの曲めっちゃ静かに始まる割に最後めちゃくちゃ盛り上がってめちゃくちゃエモいんですよね。

完全に予想できた展開で予想できたラストでありながら、それでもなお感動できたし、とても満たされた、幸せな気持ちになれました。

 

特典の小説が凝っている

また、特典の小説が地味に凝ってたところも好きでした。全編ギルベルトさんの視点の話になっていて、辛い過去の回想が黒背景で描かれ、今の幸せな話が白背景で描かれるという、紙の色で舞台を表現しているところが単純でありながらセンスあると思いました。更に読み進めていくと、白背景でも不安で重い描写でてきて、混乱してきたところで、全て夢だったことが分かるわけですね。最初ヴァイオレットの両手が健在である描写があったので、そこからも現実でないことは分かりますが、黒背景と白背景のシステムを使いつつ、それを逆手にとって読者にギルベルトが感じたような動揺や混乱を与える手法は、特典でありながらレベル高いように感じました。叙述トリックではないですが、このようなトリック的な技法はかなり好みです。

 


特に言及しなかったですが、作画は流石京アニって感じで美しく、映画館で見るとより映える感じがしました。火災事件があってからよくぞここまでクオリティの高いものを出してくれたって思いますし、あの状況から立ち上がって素晴らしいものを作り上げてくれたってことだけで、泣けますね。本当に制作者さん達に感謝したいです。

劇場版 Fate/stay night [Heaven's Feel] III. spring song 感想

だいぶ前ですがfateの最終章を見たので感想に残します。

とにかく怒涛の展開で息つく間もなくラストまで行った感じがしました。ラストにふさわしい盛り上がりで、最終章が見てて一番面白かったです。まさに期待通りというか期待以上でしたね。

バーサーカーvs士郎戦

最初にイリヤが桜に連れ去られて、そのイリヤを取り戻しにいく流れとなるわけですが、そこでのバーサーカー戦はついてこれるか、、、という例のアレに言及したいですね。ぶっちゃけネタみたいになってる面もあって、fateの中でも有名な厨二的なシーンな訳です。演出がダサくなると途端に寒々しくなってしまいそうですが、エミヤの曲と演出により超絶カッコよいシーンになってました。

1人の女の子を助けるために自分をも犠牲にする覚悟をして、UBWとは違う道を歩んでいくため、士郎とアーチャーの関係を変わってきているというか、アーチャーの背中を追う道ではなく、違う道を自分の覚悟で進んでいくみたいな感じがしました。

黒化したバーサーカーが最後にイリヤを思い出すシーンもあって、バーサーカーって実はイリヤ想いでいいやつだよなーとか、最後の最後で自分を取り戻せてよかったねって感じがしました。

セイバーオルタvsライダー戦

映画のHFはド派手で迫力満点な戦闘描写が1番の見せ所だと思いますが、今回のセイバーオルタvsライダー戦は、なんというかこれまでの戦闘描写の中で1番凄かったように感じました。セイバーオルタの破壊力がまじまじと伝わってきますし、ライダーのスピード感もすごかったですし、本当にトップクラスの英霊同士の闘いって感じがして、ufotable流石やなあって感じました。桜がマスターになるとライダーこんなに強かったのかよまじかって感じて、圧倒されましたね。戦闘以外でも、士郎が助けに入らないのは信頼されているからだと、ライダーがセイバーに自慢して、セイバーがややイラッとするシーンもなかなか好きでした。

エクスカリバーをローアイアスで相殺して、ベルルフォーンで倒すわけですが、最後にセイバーが自我を取り戻すところとかそれでも士郎がトドメを刺すところとかも良かったです。HFの士郎は桜以外は自分でさえ切り捨てる姿勢があって、強い信念があるところが好きです。

終わり方

終わり方は予想してた通り、Trueエンドと同じ終わり方でしたね。死にかけた士郎が、イリヤにより第3魔法ヘブンズフィールで魂を物質化してもらい、その魂を人形に入れてもらうことで生き返るという内容でした。ぶっちゃけ人を何人も殺した桜が助かる内容になっていて、HFは賛否のある内容ですよね。映画では完全ハッピーエンドって感じではなく、桜が助かったけど桜の罪は消えないし、士郎と生きながら罪を償っていくみたいなちょっとビターな余韻が、エンディングの春はゆくで表されてる気がして、エンディング見ながらエモい気持ちがしみじみと胸に染み渡る感じがしました。桜の時期ではなかったけど、ようやくみんなで桜を見るエンディングに辿り着けたという達成感というか感慨深い感じがしましたね。


fate HFプロジェクトが発表されてから、これを見届けることが生きがいみたいになっていたので、終わったことが寂しくも感じます。三部作を期待以上のクオリティで作り切った制作の方々には感謝しかないですね。stay night関連の映像化はこれにて終了しそうで、fate関連の今後はfgoが担うことになりそうなのでしょうか。fateは一番好きなコンテンツなので今後も追いかけていきたいです。

星の子 感想

小説『星の子』を読んだので感想を残します。宗教にハマっていく家族を描いた作品で、宗教という題材を通して、家族の繋がりを描くこと主なテーマだった気がします。

感想

割と薄めの文庫本だったので、1日でさくっと読めました。宗教を当たり前のものとして受け入れる主人公目線で話が進むのですが、主人公がポジティブというかあっけらかんとしてるので、話があまり暗くならない印象でした。ただ、だんだん家が貧乏になっていく様子がさりげなく描写されててそこは地味に怖い感じがしましたね。

宗教について考えさせられた作品だったわけですが、この作品では宗教を否定してる意図はないと思います。宗教って聞くと眉をひそめるようなものに思えますが、何かを信じることによる効能もある気がします。全て神のせいにできて、思考停止することで、気が楽になり、精神的に救われるなんてこともあると思いますね。ただ、思考停止してることに気付いて嫌悪感を感じたのがこの作品で出てくるお姉さんだったと思います。裏を返すと、宗教を信じ切って人生を終えればその人にとっては幸せな人生なのかもしれないですね。

終わり方について

終わり方がハッピーエンドなのかバットエンドなのか微妙な形になってます。一見、家族が一緒になれて幸せそうにも見えますが、主人公が両親とは別の方を見てる気がして、いずれ主人公が両親とは別れて別の道を行くことが暗示されてるような気もしました。この読後感が独特な感じで、なんかしら心を打つような感覚を覚えましたね。

13機兵防衛圏 感想

結構評判がいいので、とりあえず体験版をやってみたところ、すぐにストーリーに引き込まれて購入決定してました。

複雑に練り込まれていて、SF要素をこれでもかとつぎこんでいて、前提が幾度となく変わっていくストーリーが秀逸でした。バトルも楽しいですが、純粋にシナリオで勝負してる感じがします。SF系が少しでも好きならこりゃすげえって思えるゲームだと思います。シュタゲとか好きならお勧めできそうです。逆に小難しい話はちょっとって人には、13人の物語が複雑に絡んでって頭が追いつかない感じもあるので、刺さらない人もいるのかなとは思います。以下、ネタバレ含みます。

SF系の中でも最高峰のシナリオ

このゲームの最大の売りというか、良作たらしめている部分はやはりシナリオになりますね。そのシナリオの見せ方もうまくて、13人のキャラクターの物語を辿っていくと、どんどん真相らしきものが見えてくるんですよね。続きが気になるところで物語がロックされるので、ロックを解除するために、また他の話を読んでいき、そしたらまた続きが気になるところで話がロックされ、、といった具合で、やめ時を失うほどハマれるゲームになってると思います。この話ってめちゃくちゃ複雑だと思うんですが、ここまで複雑な話を大きな破綻なく作ったのは称賛に値すると思ってます。

また、前提がどんどん変わっていくシナリオになってて、タイムリープモノなのかとか、宇宙ものなのかと思ったら、最終的には仮想空間だったみたいな感じで、いくつもミスリードされつつ結末にたどり着くところもやられたーって感じでした。

ただ、仮想空間オチについては、ちょっとそうなのかなと思ってたところはありました。タイムリープと思われてた現象がセクター間を移動していることだと途中で分かるんですけど、それがどういう技術なのか考えても納得できなかったんですよね。技術が超絶進歩して、タイムマシンはできるかもしれないけど、物質が瞬間的に空間を移動する技術は理論的に不可能だと思ってまして、そう考えたときに、データが移動するなら瞬間的に移動可能だよなーとは思ってました。なので、仮想空間だったことがわかる時はやっぱりなって感じでした。

ただ、記憶がきえてたり、別の記憶が入れられてたり、アンドロイドだったり、だれがだれなのか、誰が正しいのか全然わからなくなっていって、面白いんだけど正直理解するのが難しかったところは結構あります。今も全てを100%理解するのは諦めました。

各キャラのシナリオのテイストが違うところもやってて飽きないところでした。キャラによって、少女漫画っぽかったりBLっぽかったり、冒険ものっぽかったり、サスペンスっぽかったり、ループ物だったり、SFのバラエティパックみたいになってて、考えた人すげえなって感じました。

バトルパート

バトルはそこまで尖った感じではなくて、わりと普通なタワーディフェンス系でした。大量の敵を殲滅していくのが爽快感あって、地味にバトルパートも楽しかったです。ドローンを出す技がめちゃ強くて、ドローン出して適当に戦っていれば大体勝てましたね。キャラが13人いるけど、実戦で使えるのは6人だったので使わないキャラは全然使いませんでしたね。

エンドコンテンツ的なやつは20戦目くらいまでやりましたが、なんだかんだずっとやり続けられて地味に面白かったです。


13機兵防衛圏の感想でした。シュタゲのようなSFが好物な自分としてはかなり刺さった作品で、記憶をなくしてまたやりたい類のゲームでしたね。