酒とポテチと僕

アニメ、ゲーム、小説、音楽などの感想を綴るブログ

俺ガイル アンソロ4 オールスターズ 感想

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俺ガイルアンソロの4冊目、オールスターズの感想を書いていきます。


・たとえぼくたちの青春ラブコメが間違っていたとしても、 石川博品

かなり異色な作品でした。俺ガイルを読んだ側の人たちの話ですね。好きだった女の子に俺ガイルの感想を送り続け、女の子が亡くなってもなお感想を女の子宛に書き続けるというだいぶ痛い感じの主人公で、読んででちょっと辛かったです。主人公が女の子の死を受け入れて、新しい出会いも得るというオチで、暗めな話ですが、一応明るく終わってます。俺ガイルの完結までの時間はかなり長くて、確かに自分が読み始めた時と今とでは感性が変わってるとこもあって、読んでて感じ方も変わってくるなあという気持ちはすごい分かる気がします。例えば、文化祭編のところなんか初めて読んだ時めっちゃ鳥肌立って、八幡かっけえーってなったんですけど、たぶん今読むとそこまで感動しないと思うんですよね。結末知ってるからっていうのもありますが。改めて俺ガイル完結までの時間の長さを感じますし、ちゃんと終わってくれて良かったなって思います。


・やはり、船頭の多い船は山に登る 王雀孫

材木座の痛々しい小説をリレーして書いていく話で、いろんな人が出てくるのでオールスターっぽい感じがしました。どんな展開からもBLに繋げられる海老名さんは流石だと思いましたね。


・案外、葉山隼人の気の迷いは長い 川岸殴魚

試合で負けたからか葉山が何か変わろうと奮闘するという話。かなりコメディとして描かれていて、葉山をおもちゃとするのは貴重な展開で、SSっぽい感じがしました。原作で完璧超人として描かれる葉山ですが、実際は全体的にある程度できる人で、何かに突出してる訳ではないのかなと思いますし、だから八幡に対して劣等感みたいなのがあったのかもしれませんね。葉山にも弱い部分があって、メンタルがおかしくなることもあるけど、試合に勝てば元の調子に戻るという単純なところもあるところが描きたかったのかなと思います。


・負けられない婚活がそこにはある 境田吉孝

平塚先生の婚活話。平塚先生が占い師にハマっていくのがリアルで怖いですね。かなりギャグとして描かれてますが、占い師にハマっていくのはあり得るような気がします。平塚先生のメールは怖くて面白いです。てか、平塚先生なら普通に婚活してれば上手く行くような気がするんだけど、そういうキャラ付けなのだ仕方ないですね。


・十年後の八幡へ さがら総

10年後の戸塚と材木座の話。最初主人公がめっちゃやさぐれてて、八幡かと思ったらまさかの戸塚でした。原作では明るくて太陽のような戸塚でしたが、こんな暗い人になってるという書き方をするのはかなり意外性がありました。原作では戸塚の心情が一人称で語られることはないので、八幡に憧れていたみたいな解釈もできる気がします。


・川崎沙希と比企ヶ谷八幡の、記念日にまつわる話 天津向

川崎さんと八幡がプレゼントを探す話でした。結局川崎さんは妹へのプレゼントを自作の絵本にする訳ですが、正直1日で絵本書くのは無理じゃねとは思ったので、そこはちょっとツッコミポイントでした。川崎さんの妹想いなところが描かれてたストーリーだったと思います。


・しかし、その言葉の裏には裏がある 渡航

いろはす回っぽい話だけど、ゆきのんとガハマさんが牽制しあうところも見どころでしたね。結衣sideと繋がってるようで、お菓子を持ってきて八幡の反応を伺ってる結衣がめっちゃ良かったですし、そこから、次誰がお菓子を作るかで揉めて、八幡が板挟みになるところが面白かったです。

いろはすは、小町をダシにして八幡をおびき寄せる手管が流石ですね。最後にお菓子を作ってくるいろはすですが、八幡のことを好意的に思ってるだろうけど、恋愛感情があるかは自分には分かんないです。個人的にはそこがハッキリしないからこそ、いろはすが小悪魔的なキャラになってると思ってます。

 

俺ガイルアンソロの感想でした。とりあえず、俺ガイル関連の本ははしばらくなさそうです。いつかまた続編とかSSみたいなの読みたいですね。

 

俺ガイルアンソロ 3 結衣side 感想

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俺ガイルアンソロの3冊目、結衣sideについても感想書いてきます。自分は結衣派なので4冊のアンソロの中で一番好きでした。

 

・こう見えて由比ヶ浜サブレは賢い 川岸殴魚

川崎さんとあーしさんに協力してもらい、ガハマさんがサブレに技を覚えさせようとする話でした。サブレのバカっぽくも愛嬌がある感じがガハマさんに似てて、ガハマさんの犬っぽいところが出てたと思います。また、サブレが実は周りを見ていて気を遣ってるのでは?というところもガハマさんに似ているかもって感じでした。


・由比ヶ浜結衣はやっぱり料理ができない 境田吉孝

八幡と料理の特訓をするも、上手くいかず、結局ゆきのんに助けてもらう話でした。確か最初にガハマさんが奉仕部と関わる時が、クッキー作りを教えてもらうという内容だった気がしますが、それを思い出して懐かしく感じました。渡先生の書いた話ではガハマさんはピーチパイを焼けるようになってるので、成長を感じますね。ヒッキーと関わろうとするガハマさんの懸命さが感じられる話でもありました。


・どうしても、由比ヶ浜結衣は麺が食べたい 白鳥士郎

ラーメンが食べたくなったガハマさんが八幡にラーメン食べに連れて行ってもらう回。一人でラーメン屋を探すも、変な奴に絡まれてしまい結局八幡に助けられるというくだりは、こういうことされるから、なんだかんだ優しい八幡にガハマさんも惚れる訳だよなあって感じます。

また、ガハマさんが気に入ったつけ麺だけど、八幡はそんなにうまいと感じてなくて、2人の感性の違いが本編の結末を暗示してるようだし、ガハマさんは八幡があまり美味しいと思ってないことを汲み取ってるところも、本編同様八幡の気持ちを汲み取れてしまうガハマさんらしい気がして、なんだか切なくなる話でした。もしつけ麺を好きなままの八幡であったなら結衣ルートだったかななんて思ってもしまいました。


・隠密スキル(Lv.MAX)比企ヶ谷八幡の災難 田中ロミオ

髪が伸びすぎた八幡が、ガハマさんに髪を切ってもらうも悲しい出来になって、結局お店で直してもらう回。髪が伸びることで隠密スキルがMAXになるっていう設定が面白くて、小町ですら見失いそうになるところが面白かったです。そんな八幡もガハマさんは見つけることができてて、いつも八幡のこと見てるからなんだろうなと思うといじらしくなりますね。結局、八幡が気に入ったお店を見つけることができて、ガハマさんのおかげで新しい店を開拓できたという話で、八幡と結衣は感性が違うところはあるけど、それによって八幡が新しい価値観を得ることもあるだろうし、八幡にとって結衣は、自分に無い物を持ってて、できないことができるような存在な気がしました。


・猫と団地とランドセル 八目迷

ガハマさんの過去話。ガハマさんが猫を苦手だったという設定を知らなかったのですが、猫を苦手になった経緯についてが描かれてます。可愛がってた猫が居なくなったのは、友達が告げ口したからという可能性が高くて、そういう経験から周りを伺う能力がガハマさんについたのかなとも感じました。


・今日も由比ヶ浜結衣はその一言に思いを込める 水沢夢

奉仕部でyoutubeチャンネルを開設する話。詳しく思い出せませんが、youtube チャンネルについて、やっはろーから着想を得る話だったと思います。アニメのラジオの挨拶もやっはろーでしたが、やっはろーは確かにキャッチーですよね。ガハマさんにしっくりくる感じがします。いつも奉仕部はガハマさんのやっはろーから動きだしていて、奉仕部におけるガハマさんの存在の大きさがわかるような気がする話でした。


・いつか、その甘さを好きになることができる気がする。 渡航

ゆきのん編の渡航先生の話と同様に、父親目線でガハマさんの八幡への想いが伝わってきて良かったです。八幡の好きな味にしようと奮闘するガハマさんが健気でなんとも言えない気持ちになります。振られても諦めず前を向いてるところとそれをガハママも分かっててる感じがすごい心にきました。そしてそれを見守る父親の切なさも感じましたね。

ゆきのん編と繋がってるようで、ゆきのんの父親と八幡の父親もでてきて面白かったです。八幡の捻くれっぷりは父親譲りですね。ここまでくると、八幡の母親も公式で見てみたい気がします。

 

俺ガイルアンソロの結衣sideの感想でした。由比ヶ浜結衣の魅力が詰まった一冊だったと思いますね。

俺ガイルアンソロ2 オンパレード 感想

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俺ガイルアンソロの2冊目、オンパレードについて、感想書いてきます。特定のキャラに絞らなくて、まさにアンソロって感じでした。


・やはり千葉のハイラインはまちがっている 白鳥士郎

八幡が葉山と戸塚と一緒にサッカー観戦しに行く話。そういや千葉にジェフってチームあったなあってなった。葉山が変に熱くなる回でしたね。アンソロだと葉山がちょっとおかしくなってる話が結構あった気がして、割と葉山愛されてるんだなってなりました。しかし、ジェフの昔は強かったけど今は微妙な感じが、俺ガイルの残念な感じと似てるような気がしますね。


・義輝の野望・全国版 伊達康

材木座のメイン話。材木座が奉仕部に相談にくる前までの話で、八幡との出会いとかが書いてありました。かっこよく言うと材木座zero的なエピソードですが、特に印象に残った感想はない感じですね。材木座に関しては、好きでも嫌いでもないです。


・思いのほか比企ヶ谷八幡の受験指導は的を得ている 田中ロミオ

田中ロミオさんはクロスチャンネルとかのエロゲ時代しか知らないので、バイオレンスなイメージ強かったのですが、普通にラノベっぽい文体で、普通に面白かったです。話としては、小町の友達に勉強を教えることになった八幡だが、教わる立場の奴らがだらだらし始めてしまうという内容でした。そこでとった八幡の策が、よりだらだらしまくる奴を演じてあいつみたいになってはいけないと思わせるという策で、自分の地位を下げることで問題を解決するお馴染みの手法でした。いつも通り、周りに蔑まれる八幡ですが、それでも、小町は理解してくれてる感が良かったですね。原作にあっても遜色ないような話だったと思います。


・平塚静と比企ヶ谷八幡のある休日の過ごし方 天津向

平塚先生とラーメン食べに行く話。蒙古タンメンにめっちゃスポットがあたってました。作中に出てくる船橋店は自分も行ったことあったので、実際に行った場所が作品で出てくると少し嬉しいですね。そして、久しく蒙古タンメンを食べていないので、久々に蒙古タンメンを食べたくなる話でした。


・ぼくのかんがえたけんぜんなはやはち 丸戸史明

丸戸文明さんは個人的にかなりビックネームなので、どんな話なんだろと期待して読んだのですが、同窓会で再会したはやはちが、喧嘩しながらイチャつく話でした。原作だったらここまで分かりやすく、はやはちがイチャつくことはないので、海老名さんが書いたのではないかと思うくらい、妄想爆発な雰囲気でしたね。俺ガイル読者は男が多いと思うので、あんまりはやはち推しの人はいない気もしますが、好きな人には刺さった作品でしょう。


・やはり妹さえいればいい。 渡航

だいぶ記憶がないのですが、川崎弟こと、川崎大志が小町率いる新生奉仕部に対して相談しにくる話でした。相談内容は、どんな部活に入るべきかという内容で、今までソフトテニスをやってたけど、姉が受験勉強で忙しくなるから家のことを手伝うために、ガチじゃなさそうな部活がいいんだけど。。といった感じでした。最終的には、小町の案で京華を使って家族に遠慮させないように、大志を誘導するという結末でした。小町の妹目線で兄を見守ってきた感じが出てた話になってて、なんだかほっこりする回でした。

 

オンパレードの感想でした。原作と似てる感じがして、田中ロミオ氏の話が1番好きだったかもですね。残りのアンソロの感想もいずれ書きたいです。

俺ガイル アンソロ1 雪乃side 感想

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以前俺ガイルのアンソロを4冊読んだので、一冊ずつ感想を書いていきます。今回は雪乃sideなのですが、本編が雪乃ルートで終わったので、その後日談で雪乃と八幡がイチャつく話がめっちゃ見られるのかと思いきやそういうわけではありませんでした。アンソロの中で正式に後日談を書いてるのは渡先生のエピソードですが、それも親目線ということで、八幡と雪乃のイチャイチャはあまりない感じでしたね。

俺ガイルはキャラの心情が明確に表現されないことが多いので、読む人によって色々解釈というか推測、考察がある作品だと思うので、今回のようなアンソロ企画は、人によってキャラの書き方が違う感じがして面白かったです。忘れてる話とかもありますが、とりあえず各話ずつ感想を書いていきたいと思います。


・その答えは風に吹かれている 石川博品

風読みマスターの八幡が、雪乃達のパンツを見ようとするという話だった気がします。これこそ、渡先生だったら書かなそうな話というか、八幡がパンツを見たがるという、直接的な欲望に忠実に動くような気がしないので、同人っぽい話だなって感じですね。ネットのSSにありそうなネタな気がしましたね。


・将棋はとっても楽しいなあ さがら総

相談者の問題解決をベースにしてるので、本編にもありそうな感じの話になってましたね。エンジョイ勢とガチ勢に分かれた将棋部の問題について、八幡が反則勝ちのようなえげつないやり方で勝つことで、己を悪にして問題を解決するといういつものスタイルを感じました。雪ノ下なら将棋くらいできそうな気もしましたが、友達いなかったしそういう設定もありですかね。雪ノ下だけは八幡を理解してるみたいな終わり方は結構良かったです。

 

・雪ノ下雪乃と比企ヶ谷八幡の期せずして生まれた初舞台 天津向

天津向さんってラジオとか司会の人だと思ってたんですけど、ラノベ書いてたんですね。雪乃と八幡が漫才に挑戦する話で、練習してうまくなるものの、子供相手にはあまり笑いが合わなくて、結局八幡が下ネタで笑いを取るという内容でした。結局のところ、八幡が最終的に解決するし、解決方法も八幡らしくて、それっぽい話だと思いましたね。


・いつしか雪ノ下雪乃の髪はあの日の風に揺れる 水沢夢

久々に雪ノ下のツインテールが見れたという印象だけ残ってます。確か話の発端は、雪ノ下に白髪があって、それは髪型を変えたからだという、なんだかよく分からない理論で説明され、雪ノ下のツインテールが久々に披露されるという流れでした。確かにゆきのんのたまに出てくるツインテールはいいよねって思いますが、作者のツインテールへの偏愛らしきものを感じなくもないですね。


・そして雪ノ下雪乃(29)は問い直す 裕時悠示

俺ガイルの登場人物はゆきのんのみという、変化球的な話。ただ、俺ガイルのキャラに模したキャラが出てきて、社会人版俺ガイルって感じでしたね。ゆきのんが、かつて八幡が文化祭編で言ってたセリフで、相模のようなキャラを追い詰めていくところは、八幡ぽさがありましたし、ゆきのんが八幡へ憧れがあったんじゃないかという解釈のもと書かれたのかなと感じました。俺ガイルって学生の話のはずが、ほぼ仕事でストーリーが展開していくので、実際に社会人の仕事がストーリーの軸になるとしっくりくるというか、俺ガイルっぽさが出てたと思います。


・斯くして、彼の前に新たな敵は現れる。 渡航

時系列としては本編の後になっててて、ゆきのんの父親目線で話が進んでいきます。雪ノ下家の女性陣は全員恐ろしいですが、色んな問題が片付いて仲良さそうな感じになってたのはほっこりしました。ゆきのんは学校ではクールビューティーでキリッとして感じですが、雪ノ下家では1番末っ子で、幼い一面が出てたところもギャップ萌えな感じでした。また、ゆきのんが八幡を好きすぎるのが父親というフィルターを通して伝わってくるのが良かったですし、父親目線で娘が自分から離れていく寂しさというか親心も表現されてて良かったです。アンソロの4冊の中では、雪乃sideと結衣sideで渡先生が書いたストーリーが1番好きでしたね。

 

雪乃sideの感想でした。他のアンソロについても感想書く予定です。

キングダムハーツ2 FM 感想

始めてから1年以上経った気がしますが、キングダムハーツ2をクリアしました。ぶっちゃけ途中で飽きてしまい、ひたすら他のゲームをやってたのですが、自粛期間でゲームする時間が増えて、ゲーム買う頻度が増えてしまったので、まだクリアしてないやつやるか。。と思いキングダムハーツ2を再開しました。正直前半のストーリーとか全然覚えてなかったので、シナリオ理解度はかなり低めです。熱心なファンが多い作品であることは分かっているのですが、自分にはあまり合わなかったですね。

 

アクション

フォームがいくつかあって、各フォームのレベルを上げないうちは、ドッジロールも出来ず操作性が結構悪く、単調なアクションになってしまい、あんまり楽しめず途中で飽きてしまいました。

ただ、ちゃんとフォームのレベル上げをすれば、結構機敏に動き回れるので、フォームレベルが上がれば、バトルアクションも面白くなっていきましたね。

キングダムハーツのバトルは、これまでの作品でも、結構苦戦するポイントがあるのですが、今回はロクサス戦がめっちゃ辛かったですね。フォームレベルを上げる前だったので、まるで敵の攻撃を回避できずに殴られて終了してばっかで、だいぶ心折れかけました。何度もやって敵の攻撃をどう避けるかを地道に探すしかなかったですね。ロクサス戦以外でも、ボス敵だと、攻撃する隙が全然なく、敵はスーパーアーマーみたいなのもってて全然怯んでくれないし、こっちは一回攻撃くらったらひたすらボコられるみたいな展開が続くことが多くて、だいぶイライラした記憶があります。

 

シナリオ

シナリオは相変わらず光と闇という単語が続く感じで、結構続けるのが苦痛でした。なんかずっと同じような話を聞いているような気がして、途中で辞めたのもシナリオが面白く感じられなかったからだと思います。この後どうなんだろうって思うような展開があんまりなくて、ただ色んな星を回って、悪そうなやつ倒すみたいなシナリオなので、やっぱり飽きてしまいましたね。

2になってハートレスという存在にストーリーの焦点が当たってましたが、結局闇と光の話で、闇を受け入れるんだみたいな話な気がしてしまって、いまいち共感できなかったです。

ディスりたい気持ちはないんですけど、正直な感想をかくとどうしてもネガティブな内容になってしまいますね。


キングダムハーツは2が1番面白いという話を聞くので、この後をやるかどうか非常に厳しい気持ちになってます。実際、バースバイスリープをやってみてるのですが、途中で心折れてしまいました。他のゲームに飽きてやることが本当になくなって、気が向いたらやるかもしれないですね。

ps4 デトロイト 感想

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なんかすごいゲームでした。これまでにないものを遊べた感じですね。膨大な分岐があって、プレイヤーの意思で物語が進んでいくところがとても新しく面白いところでした。製作者のこだわりがめちゃくちゃこもってるゲームで、熱意が伝わってくるかなりの良作だと思います。

 

システム

基本は、アンドロイドを操作して、膨大な選択肢を選んでいくゲームですね。選択肢を選んでいくゲームというと、ギャルゲー、エロゲーといったアドベンチャーゲームが連想されますが、デトロイトは受け答えとしての選択肢だけではなく、行動としての選択肢が無数にあります。また、自分の意思でキャラを動かして選択していくので、没入感がすごいゲームになってると思います。選ばなきゃいけない選択肢も、誰かを殺すかどうかとか、かなり重い選択肢が多くて、さらに時間制限もあるので、こんな短時間で選べねーよ!ってなりながら選択する必要があります。実生活ではここまで重い選択をすることはたさないですが、ある程度時間制限がある中で日々選択しながら生きていってるので、システムとして、すごいリアリティのあるゲームって感じですし、だからこそ没入感が深まっていると思います。たぶん人によって行き着く結末は変わってて、それは人によって判断が異なってて、みんながみんな違う人生を歩んでるからなんだと思うんですよね。

また、アンドロイドを操作してる感覚が伝わってくるシステムになってるのも面白いところでした。立ち上がるとかドアを開けるとか、細かい動きに全部操作がついてて、面倒い部分もあるんですが、一つ一つコマンド入力に従って動いている感じが、アンドロイドっぽく感じられました。特に変異する時に、ボタンを連打してシステムの壁を打ち破る演出は結構凝ってて、ロボットが感情を得る瞬間が上手く表現されてたと思います。

 

シナリオ

デトロイトは3人の主人公がいて、三者三様のシナリオが進んで行きます。プレイヤーの選択によりエンディングがかなり変わりますが、私が最初にやったときは、マーカスが戦争に勝って、コナーが味方になり、カーラは最後の最後で死んでしまうエンディングでした。

マーカスルートに関して、最初は平和的に行こうと思ってたのですが、途中でせっかくだし過激にやってみるかと思って、街を破壊したり、警官を殺したりしてたら、人類との対立ルートに入りました。結局、人類との対立に勝って、マーカスとコナーは生き残りますが、世論が最悪だったので、最後にカーラが国境のゲートで殺されてしまいました。私はこんなルートでしたが、人によってさまざまなエンディングになるでしょうね。一応途中からやり直して、3人生存ルートもやりましたが、一から全部やり直して他のルートも見ていくのは、ちょっと面倒なのでやらなそうです。見たシーンはスキップできるような機能をつけてくれたら、もっとこのゲームをしゃぶり尽くせたのにと、少し残念に思いますね。

各キャラのシナリオについて書くと、コナーはハンクと組んで、アンドロイド絡みの事件を捜査していくストーリーでした。現場の状況から何が起こったか予測する能力で一つ一つ分析していって捜査するのが面白く、1番好きだったパートかもしれません。舐めることで物質を特定する能力とかめちゃくちゃ便利で、コナン君の『ペロっ、これは、、青酸カリ、、』のネタを思い出しました。でもリアルにこの能力があったら、捜査のスピードめっちゃ上がりそうですね。

カーラのパートはやってて辛くなるシーンが多かったですね。最初、トッドが虐待しようとするところとか、途中頼ったやつがアンドロイドを売り捌くクソやろうだったりとか、生き残るのが厳しいパートなのでやってて心細さがめっちゃありました。また、アリスが実はアンドロイドだったと分かるところはめっちゃ鳥肌立ちました。伏線が一応あったみたいですが、初見では全然気付きませんでしたね。しんどい展開が多かったので、最終的に生存ルートに入れたときは安堵感がすごいありました。

マーカスルートは、物資を奪ったり、放送局に侵入したり、やってて楽しかったですね。マーカスはアンドロイド達の英雄的な存在でしたが、触るだけで変異させられるのはなんでなんだろと少し引っかかりました。デモ行進してるときは、目を合わせるだけで変異させられてたので、こんな簡単に変異していいんかとも思いました。平和的ルートでは、最後キスしたら助かるという、ちょっとなんじゃそら的な展開でもありましたが、世論がアンドロイドに好意的になってたら、愛し合う存在を一方的に撃ち殺してしまうと世論の反発を得ると、大統領が判断したのでしょうね。

 

舞台設定について

2038年という近未来に舞台設定したところが、個人的には秀逸だった気がしてます。このことについては、製作秘話のところでも語られてましたが、2038年という、今から18年後の割と近い未来に、アンドロイドが使われるようになり、そこから起こりうる、アンドロイドにより職を失う人達という社会問題を描いているところが、18年後にこうなっててもおかしくないなと思って、リアリティがあるように感じたし、リアリティがあるから没入できたと思います。

将来技術が進歩していって、アンドロイドがいつかは出てくると思います。その時、アンドロイドが感情を得るかどうかはわかりませんが、アンドロイドと人間が対立して、アンドロイドが自身を種として認めるように訴えるなんてことが、

このゲームをやってみると、ありえないと一蹴できないような話だと思えてきて、この先の科学技術がどうなるんだろうかなんてことも思った作品でした。

 

制作の裏側について

エンディングを迎えると、製作秘話のPV的なものが解放されるのですが、これがまたすごい良かったです。全編モーションキャプチャで作ってるみたいで、演者さんが全ての選択肢を実際に演じているので、演者さんへのインタビューなんか見ると、すごい熱のこもった作品だと感じられます。色んな選択肢を間髪入れずに演じまくっていくので、演技のブートキャンプのようなものと言われてましたね。色んな展開を演じ分けて行かなきゃいけないですし、衣装もセットもほぼないので、状況を想定して演じていくのは大変だろうなと感じましたね。

また、音楽にもかなり力が入っていて、3人の主人公に対して、それぞれ3人の作曲家が付いて劇伴を作っていったそうです。確かに主人公3人でストーリーの雰囲気がガラッと変わるので、音楽が演出としてかなり効いてたと思います。コナー編は理知的、クールな感じで、カーラ編はちょっとホラーテイストもありつつ、シリアスな感じで、マーカス編は派手でハリウッド映画の劇伴みたいな印象を感じたので、作曲家さんが違ったと聞いてなるほどなーと思いました。

こういう製作秘話が解放されるシステム、個人的には他のゲームでも是非流行ってほしいって思いましたね。ゲームという作品に対して、製作者はなんらかの熱意を込めてるはずで、そういう部分を知ることで、より作品を深く理解できると思いますね。


人によって全く異なるエンディングになるので、他の人のプレイを見るのもその人の個性が出て面白いと思います。月ノ美兎さんのプレイ動画が結構面白かったですね。最初からやるには長すぎるので、もうやらないかもですが、気が向いたら色んな選択肢をみたりするのもいいかもと思います。

龍が如く 極 感想

ジャッジアイズが面白かったので、極道ものに興味が出て、手を出してみた作品です。ジャッジアイズの方がシナリオが凝ってたかなとは思いますが、最後のほうはシンプルに熱くなれる感じで良かったですね。バトルアクションもそこそこ面白く、やって損はしなかったかなとは思います。

 

シナリオ

刑務所に服役していた桐生が、母親を探している女の子と共に、神室町でヤクザの抗争に巻き込まれていくような話ですね。シナリオは割とシンプルで、終盤に出てくる神宮が諸悪の根源って感じでした。神宮は、金と権力のために、昔の女と自らの子供を殺そうとするという有り得ないくらいのクズで、ここまでのクズが悪役だと全部こいつが悪いって感じで話がシンプルになりますね。

遥を守っていた桐生ですが、結果的に愛した女の子供を守っていたということでしたね。そのような表現はなかったと思いますが、遥に由美の面影を感じていたところもあったのかもしれません。

桐生がヤクザと戦っていくので、熱いバトルが繰り広げられていくわけですが、中でも1番印象的だったのは、桐生と錦山が最後に戦うところでしたね。ただ、個人的にはシナリオとして、錦山がダサすぎるように思えました。桐生と比較されてディスられ続けたせいで悪に落ちたのはかわいそうですが、親友に罪を被ってもらって、その後も子分を制御できず、妹も助けられないという事実だけ見ると情けない感じがしました。そのせいで、なんとしても東城会のトップを取り、桐生と周りを見返してやるっていう気持ちだったんでしょうが、やはり桐生に対して謝罪する男気は必要な気がします。まあ、桐生が進んで罪を被っていってたので、本人が言うように、錦山が背負うべきものを自分で背負ってしまった桐生も悪かったと思います。

 

アクション

基本はステゴロで殴り合うスタイルのバトルアクションでした。バトルスタイルが4つあって、スタイルを変えながら戦っていくのは面白かったですね。最初堂島の龍スタイルが弱いことを理解せず、桐生めちゃくちゃ弱いやんって絶望しかけましたが、スキルを伸ばしていくと普通に戦えるようになっていって面白かったです。基本的にチンピラスタイルでボタン連打すれば大体いけちゃったりしますが、壊し屋でバイクで殴ったりも雑魚達相手に強いですし、ボクシングスタイルもパラメータが上がると、大体敵の攻撃を避けられるので、強敵相手によく使ってました。堂島の龍は虎落としがめっちゃ強いですが、タイミングが見え見えの時しか使えずあまり使いこなせなかった感じでした。

バトル以外にもミニゲームなんかも結構あって、かなりボリュームがありましたが、ポケサーとメスキングはある程度やりました。ポケサーは案外奥深くて面白かったですね。強くしすぎるとコースアウトするので、バランスを取るのが大変でした。結局、自分で試行錯誤するのが面倒になって、ネットの情報でクリアしましたが、それでも面白かったですね。

メスキングは目の保養的な要素もありつつ、基本は運ゲーですが、地味に戦略性もあったりしてゲームとしてもちょっと面白かったです。ジャンケンベースなので、運要素が強いですが、相手の手を読んで勝ったときは気持ち良くなれます。


個人的には、シナリオはそこまでって感じでしたが、アクションは楽しく、ミニゲームも結構あったりで、結構遊べるゲームだと思います。超絶面白い!とはなりませんでしたが、まあ悪くないかなって感じでした。